『十年、かけて』
好きな剣豪小説のセリフです。ある剣豪が十年前、自分を破ったもう一人の剣豪に勝つため、十年かけて、ある技を磨いてきたという話です。
ぜんぜん違う方向ですけど、かなり共感できました。
人生初めて他人をスパンキングした時、自分だけ舞い上がっちゃって、下手くそといわれて、敗北感を味わったのは、もうほぼ十年前のことでした。
もちろん生活などがあるし、一緒にプレイできるパートナーがいつも居るわけでもありませんから、濃厚な10年間とは言えないと思います。それでもスパンキングがうまくなりたいという目標はずっとありました。
いろんな種類の道具の違い、同じ種類で少ししか違わない道具の違い、エンドルフィンの知識、男なのにキーっ気が強いという葛藤、お仕置きや罰が好きだと思ってたのに、本当は対等で、スパンキングが好きですからやるノリが居心地良い自分に気づくことなど、とにかく模索の日々でした。
そして今では、好きなプレイスタイルも、スパンキング界隈(?)における人との付き合い方も、それなりに確立しました。相手が眠りたくなるように気持よくなれるスパンキングもできるようになりました。
もうとっくにその一言の呪縛から解放されたと思います。今振り返って、ようやくそれを思い出したぐらいですから。
めでたしめでたし、かな。まあ「#10年チャレンジ」ですけどね。
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