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2021年12月24日 星期五

救出まであと二時間 第1話

潜入捜査で敵の手に落ちた麻薬捜査官アカリ。

落ち合う場所で連れて行かれる際、簡単な暗号を残した。およそ二時間後に来る仲間は彼女が捕まることを知り、救出に動いてくれるはず。

今。彼女は下着姿になり、パンツを食い込ませ、お尻が露出した状態で、机のような形の拷問台に拘束されている。

地面についている両足は微かに曲がり、肩の幅より少し開いて、膝と足首は革で固定されている。上半身はテーブルのところにうつ伏せ、両手はまっすぐ前に伸ばした状態で固定され、腰がとりわけ幅広い革でテーブルと密接した状態でガッチリ閉められている。

手足が伸ばしきり、お尻がよりいっそう強調される形になる。

上半身の両側に、いろんな器具が並べられている。すべての種類が左右両側にひとつずつ用意され、そして彼女の斜め後ろの両側に、二人の女性が立っていて、嗜虐な笑みを浮かべている。

組織の幹部だ。

「一応聞いておくが、おとなしく吐くつもりはある?」
「このリストにある通り、もうかなりのとこまで特定できたんだ。お前が残りの1人を吐いたとしても、大差ないさ。」
「言うと思う?」

二時間、持ちこたえたら、彼女の勝ちだ。

「ふふっ、どうやら私達二人がかりのおもてなしを味わいたいようね。」
「お尻が耐えられなくなって、言いたくなったら、声を大きく、私達に聞こえるように、ね。」

うつ伏せになっても完璧な半球形を保つ尻肉をそっと触わられた。その動きはあまりにも優しく、アカリはお尻がよりいっそう敏感になると感じた。

「やれるもんならやってみなさいよ。」

アカリは自分を鼓舞するように啖呵を切った。

壁掛け時計を見て、今の時刻を確認する。

ちょうど二時間。これからどんなに厳しい拷問が自分を待っているか、想像するのも怖い。二時間持ちこたえたら勝ちという認識が、彼女に絶対あきらめないという決意をさせた。

そうして、拷問が始まった。

二人はそれぞれ太さ12ミリセンチほど、長さ110センチほどのケインを手に取った。ある小国で有名は鞭打ち刑で使うものに近いスペックだ。

彼女達がケインをふるう強さも、本物の鞭打ち刑ほどではないが、それに近い勢いで、一秒ぐらいの間隔で、立て続けにアカリのお尻に一撃ずつヒットし、1センチほどの間隔で、二本の痕を残した。

「うっ……すはおおっ!?」

アカリは呻きのあと、獣じみた唸り声を上げ、全身が勝手に硬直した。しばらくしてたら、両足をごくわずかな可動範囲で伸ばしと曲がりを繰り返し、尻肉に刻み込まれた千切り裂くような痛みを緩和させようとする。

一撃目を受けたあと、息を吐こうとした瞬間を狙われた。

両方が同時にヒットしたら、その瞬間はもっと痛むだろうが、呼吸の緩急を付けられる分、まだ耐えやすいのかもしれない。

だが立て続けに叩く不意打ちは、一撃一撃の痛みをもっと鮮烈にし、アカリのリズムも撹乱した。アカリは肉体だけではなく、精神的ダメージもかなり受けた。

『この前のとは違いすぎる!』ようやく思考がまとまりそうなところで、一番最初にそう思ったアカリ。

「この前のとはちがう、と思ってるよね?」
「新人の歓迎会で挨拶した程度のお尻叩き、私達が本気を出すと思う?」
「ふう……ふう……うおっ!お゛お゛お゛!」

まだ答えないうちに、また立て続けの二発。

今度は両足だけでなく、頭も後ろに反り、両手もわずかに引っ込めた。全身が勝手に痙攣したように、僅かな可動域をフルに活用して、痛みを緩和しようとする。

そういう動きにつられ、お尻は扇情的なダンスを踊りだす。それが二人をもっと夢中させ、もっと自分を苦しめることも知らずに。

朦朧としかけた意識の中で、視線が壁掛け時計を捉えた。

拷問が始まってから、秒針が半周ほどしか動いてない。

二時間というゴールは、果てしなく遠い。

(つづく)


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